帯広市立若葉小学校 - 導入製品:VB342+

導入製品- AVerプレミアムWEBカメラ「VB342+」

若葉小学校様がWEBカメラを導入することになった背景・課題

【お話を伺った方】
帯広市若葉小学校
情報教育担当 山口浩二 氏


今年(2020年)の3月に、コロナの影響で卒業式が開催できなくなり、オンラインで卒業式の映像を配信し、体育館に保護者を入れない形で、卒業式を行うことになりました。
卒業式は、タブレットのカメラを使って配信したのですが、もともと子供向けのタブレットということもあり、スペックがそれほど高くないため、映像品質がそれほど良いものではありませんでした。そこで、より高品質な映像を配信したいと考え、WEBカメラを導入することにいたしました。

若葉小学校様がAVerのプレミアムWEBカメラを選んだ理由は?

WEB会議専用カメラである、AVerのWEBカメラは、家電量販店で売られているようなWEBカメラと比べると、やはり画質や性能が遥かに良いです。通常であれば、学校の予算で購入するのが難しい価格帯ではあるのですが、コロナの感染防止対策のために 国から環境整備のための予算が支給されることなったので、画質、性能の面で優れているAVerのWEBカメラ「VB342+」を導入しよう、ということになりました。

他社製品については、北海道の各学校の先生方が参加する、Web会議の会合で使われていたので、性能や画質などについては、ある程度把握していました。
さまざまなWEBカメラがある中で、我々がAVerのWEBカメラ「VB342+」の導入を決めた理由は、「VB342+」搭載の逆光補正機能が優れていると感じたのと、自動音声追尾という機能が搭載されているのも大きな理由の1つでした。たとえば、教室内にWEBカメラを設置して使用することを想定した場合、WEBカメラを一度セットしてしまえば、あとは担任の先生が黒板の前で授業する姿を、WEBカメラが自動で追尾してくれるので、カメラアングルの調整に手間がかからない点にも魅力を感じ、AVerのWEBカメラ「VB342+」の導入を決めました。

プレミアムWEBカメラ「VB342+」を実際に使用してみて、先生方の反応はいかがでしたか?

教室の黒板の上に、「VB342+」を設置して生徒全体を撮すという使い方を何度かしたのですが、窓から入る光によって窓側の生徒の顔が逆光で暗くなってしまうような状況でも、「VB342+」の逆光補正機能を使用すると、生徒の顔をとてもクリアに明るく撮すことができるので、とても良いと言ってくれています。

今後、WEBカメラ「VB342+」をどのように活用していく予定でしょうか?

学校では、どのように授業を実施すれば、生徒の皆さんに授業の内容をより理解してもらえるようになるのかを、研究するために先生方がそれぞれ担当する授業に、仮説やテーマを設定し実施する、「研究授業」という授業があります。
研究授業の際は、教室の後方で他の先生方にも、授業内容を見学してもらうのですが、現在は「三密」を避けるために、そういう形で研究授業を行うことができなくなりました。

そこで現在は、黒板の上部に「VB342+」、そして教室の後方にビデオカメラ1台設置し、それぞれから出力された映像を隣の教室に設置した2台のモニターを通じて、先生方が見学するという形で、研究授業を実施しています。
先生たちからは、「VB342+」の映像は広角なので、生徒全体の様子を俯瞰で見ることができますし、特定の生徒の表情を見たい時も、ズームすればクリアに見れるので、生徒の表情がわかりやすく、とても良いと言ってくれています。

今後は、たとえば研究授業の時と同じように、「VB342+」で授業の様子を撮影し、隣の教室に設置したモニターで、保護者の皆様に授業を見学してもらう形で、授業参観を実施する計画もあります。また、「三密」を避け、より感染リスクを減らすための方法としては、 「VB342+」で撮影した授業の動画を、Youtubeで保護者向けに限定公開して、見てもらうことも考えています。